
GMOコインの口座開設はしたものの「どの二段階認証の方法が最適なのか分からない…」という人もいると思います。
設定可能な認証の種類は「アプリ・電話・SMS」から選択できるので、好みのものを選んでもらって大丈夫です。
ただ、手っ取り早く認証確認ができるのはスマホです。アプリを立ち上げるだけですから2秒!
おそらく仮想通貨取引をしているほとんどの人は、アプリ認証でログインしていると思います。
簡単に二段階認証を説明すると、アプリはスマホでQRコードを1度だけ読み取り、読み取ったあとは認証アプリを立ち上げて、30秒毎に表示される6桁の数字をGMOコインのログイン時に入力する!という流れになります。
電話認証はログイン時に管理画面からボタンを押すと、登録してある携帯電話に自動音声が掛かってきて認証番号(音声2回繰り返し・有効時間5分)が伝えられます。
SMS(有効時間5分)は管理画面からボタンを押すと、登録しておいた携帯電話にショートメールメッセージで認証番号が送られてきます。
いずれもワンタイムパスワードになっており、セキュリティ面において安全性が高いため、GMOコインでは設定が必須となっています。
ということで、スマホの二段階認証のやり方と、機種変更や故障時に必要となる解除方法も併せて解説していきます。
GMOコインの二段階認証設定
通常通りにログインしてもらって、「口座情報」⇒「セキュリティ」の順に進みます。
二段階認証の設定方法画面が表示されるので、「アプリ Google Authenticator」を選択。
QRコードが表示されますので認証アプリを立ち上げ、QRコードを読み取ると二段階認証トークン(6桁の数字)がスマホに表示されます。
下記画像の「2段階認証コードの入力」の欄に6桁の数字を入れ、「認証する」をクリック。
認証アプリをインストールしていない場合は先にダウンロードしておいてください。
(iPhoneはApp Store:AndroidはGoogle Play)
多くの場合、二段階認証のQRコードは1台の端末にしかインストールしていないので、不測の事態が起こった際は取引所に問い合わせて解除してもらわなければいけません。(本人確認後1~2日)
そのため、使用していないスマホなどがあれば、メインの登録時と共にもう1台にも「QRコードを読み込む」または「QRコードの画像をキャプチャ or 紙に印刷し保存しておく」などをすると、ログインできなくなることは避けられます。
ちなみに複数の端末に同一のQRコードを読み込んでも、表示されるトークン(6桁の数字)は一緒です。
二段階認証設定が無事に完了すると、以下の画面が表示されます。
GMOコインの二段階認証解除
おそらく各取引所の中でも最も簡単に解除できるのが、GMOコインだと思います。
設定時同様にログインから「口座情報」⇒「セキュリティ」の順に進みます。
「ログイン時の2段階認証 利用する:利用しない」のボタンで「利用しない」を選択し「保存する」をクリック。
以下の表示が出たら、二段階認証解除完了です。
解除は驚くほど簡単にできますが、たとえ「ログインする時いちいち面倒くさい~」と思っても、あなたの大事な資産を守るためですから、常に「利用する」を設定しておきましょう。
設定時に「QRコードのバックアップを取り忘れた!」という場合は、一度二段階認証の方法をSMSか電話に変更し、再度アプリ認証に切り替えると新たなQRコードが表示されます。
以前設定したQRコードは使用できなくなるので、一旦スマホのアプリから削除して新たに読み込んでください。
まとめ
GMOコインでは初めの登録段階で、二段階認証までの設定が次々進められて行くため、QRコードのバックアップを取ることなく完了させてしまう方がほとんどだと思います。
実際、私もそうでした。
ただ、仮想通貨について勉強していく内に「ひょっとしてこれ…1台だけではまずくないかい?」と徐々に不安になっていきました。
なぜならアプリを使った認証の場合、ログイン時には必ずスマホが必要ですから「二段階認証ログイン=アプリ認証」という関係性であるため、完全にスマホ依存型のセキュリティになります。
スマホが絶対に壊れなければ問題ありませんが、どこかに置き忘れたり、盗まれるということは日常いつ起こってもおかしくありません。
SMS・電話認証の場合は携帯が使えなくなった時点で一発アウトですが、アプリ認証はまだ自分で保険を掛けることができるためリスクは低めです。
ほんのひと手間かけて違う端末に読み込んだり、キャプチャしたり、紙に印刷するだけでログインできなくなる心配はなくなりますから、必ずQRコードのバックアップは取っておきましょう。