
今世間で過熱しまくっているビットコインを含む「仮想通貨市場」ですが、当然テレビや周りの人の話で「儲けている」とか「億り人」なんて言葉を聞いてしまうと、「初心者でなんかよく分からないけど、自分も興味あってやってみたい!」という欲求が出てくるはずです!
実際、私も始めた時はそうでしたからね。
ということで、そんなビットコイン・仮想通貨初心者はいくらからなら安全か?を分かりやすく説明していきます。
目次
ビットコインはいくらから買えるの?単位は?
まず初めにビットコインの単位から説明します。
BTC(ビットコイン)=1BTC
mBTC(ミリ・ビットコイン)=0.001BTC(1000分の1BTC)
μBTC(マイクロビットコイン)=0.000001BTC(100万分の1BTC)
satoshi(サトシ)=0.00000001BTC(1億分の1BTC)
となっており、購入できる最低数量は各取引所によって異なります。
おそらく聞き慣れない「satoshi」なんていう単位までいくと、ゼロが多過ぎて円に換算したら果たしていくらになるのか…?もう計算するのが面倒になりますね。
ただ、どのような人物で本当に実在する人なのか?までは明らかにされていません。
ここで「いくらから買えるのか?」を軽くシミュレーションしてみましょう。
今回は一番手数料の安いというか、取引した時点でプラスになる「Zaif(ザイフ):取引手数料-0.01%」という取引所で、購入できる最低金額を計算してみます。
(マイナス手数料の意味は、売買が成立すると取引額の0.01%をZaifがあなたに支払うということです。)
Zaifでのビットコイン最低購入数は0.0001BTCから購入できるため、記事作成時点の1BTC価格は約124万円でしたので、124万円×0.0001BTC=124円
ざっくり単純計算にはなりますが、Zaifの取引所を利用すると「124円」からビットコインを買うことができます。
ということは、わずか1,000円もあればあなたもビットコインホルダーの仲間入りが可能です。
意外なほど小額から購入できる事に驚いたかと思いますが、これが仮想通貨の1つの魅力でもあるんですよね。お小遣い程度の金額からビットコイン投資を始める事ができるので、初心者の方でも非常に参加しやすいと思います。
【捕捉】 ビットコインの単位はsatoshi(1億分の1BTC)まであるのですが、システム上546satoshi以下の送金が承認されません。しかし理論的には数円~取引が可能です。
仮に1BTC(124万円)で計算してみると1satoshiが0.124円。
最低取引数量546satoshi×0.124円=約6.7704円
このルールに則って言えば7円から購入できます。
とは言っても、数円単位の売買をちょこちょこしても、手数料で儲けている取引会社は運営コストに全く見合わない額となるため、こうした理由からも売買の最低取引数量は決められています。
どこで買えるの?ビットコイン購入可能な取引所
取引所 | 手数料 | 最低取引数量 |
ビットフライヤー | 0.01~0.15% | 0.0001BTC |
Zaif(ザイフ) | -0.01% | 0.0001BTC |
bitbank | 2018/6/30まで取引手数料無料 | 0.0001BTC |
BitTrade | 0.2% | 0.0001BTC |
GMOコイン | 0% | 0.0001BTC |
コインチェック | 0% | 0.001BTC |
DMM | 0% | 0.01BTC |
まだまだ他にも取引所は沢山ありますが、手数料や取り扱い銘柄に違いがあるため、トータルのリターンなども考えていくつか使い分けるのがオススメです。
ビットコインの購入前には口座(アカウント)を開設する必要がありますので、時間のあるうちに開設してしまいましょう。
私がオススメしている取引所はどれも無料で、最短5分もあればアカウントが作れてしまいます。
一応、コインチェックの仮想通貨流出事件がありましたので、この先各取引所もどのようなトラブルがあるか分かりませんから、リスク分散として複数の口座を作り、分けて運用するのが最も安全な運用方法と言えます。
卵を一つのカゴに盛ってそのカゴを落とした場合、全部の卵が割れてしまう可能性があるが、複数のカゴに分けて卵を入れておけば、例え一つのカゴを落とし全滅させてしまったとしても、他のカゴの卵は無事に済むということ
という先人の経験からできた格言があるくらいなので、これは是非見習っておきましょう。
もちろん私も複数の口座を開設して運用しています。
どうやって買うの?
購入可能金額と口座開設まで理解できましたら、いよいよ購入方法です。
ビットコインの購入方法は大きく分けて2種類あります。
・取引所で購入する
・販売所で購入する
取引所
とは、「ビットコインを購入したい人と、売りたい人をマッチングさせる場所」です。
リアルタイムな時価で売買したい人向け。板取引とも呼びます。
メリットとしては価格を指定した注文ができるため、安値での購入・高値での売却が可能です。
デメリットとしては成立しなければ(他者とマッチング)、少しも売買できないことがあります。
※投機目的で購入しようと思っている場合は、可能な限り安い値段で買い、高値で売る必要があるので取引所を利用するのがベストです。
販売所
「販売会社が購入したビットコインを、その会社が決めた価格で売買する場所」です。
取引所に比べて若干割高な傾向になります。
メリットとしてはいつでも指定の売買が可能です。
仮に何か不測の事態が起こりビットコインの価格が暴落した場合、相場ではパニック状態が予想され一気に売り注文が殺到しますから、思うように受け付けてもらえないこともあります。
そうした際には、多少取引所が混雑していても販売所なら売買できることがあります。
最終的に50%~70%以上損してしまうよりも、手数料が多少高くても早く確実に売買できるのなら、ダメージも最小で済むので突発的な事態に備えて販売所という選択肢も頭に入れておきましょう。
デメリットは販売所がスプレッド(価格差)で利益を得ているため、どうしても取引所より割高になってしまいます。
どれくらいの価格差があるの?
これは完全にその時の場合によりますが、ある時は1BTC当たり3万円近い価格差がありました。
なので、1円でも得したい方は取引所一択です。
入金方法は大きく分けて4つ
・クレジットカード入金
・ペイジー入金(インターネットバンキング経由)
・銀行振込入金
・コンビニから入金
どの入金方法を選択しても少なからず手数料(大体324円~756円)がかかるため、時間がかかっても手数料の安い銀行振込にするか、すぐに反映される(数分~1時間程度)ペイジーやコンビニ入金、クレジットカードにするかは、その時のご自身の状況でお選びください。
「今が儲けるチャンス!買いなんだ!」という時に、いちいち銀行に振込に行っている暇なんてありませんからね。
ただ、クレジットカードの場合は手数料が群を抜いて高く(7%~10%超えなど)、出金に関しても犯罪防止の観点から「購入後1週間は売却・送金不可能」といったルールが存在しますから、余程のことがない限り使わない方がいいでしょう。
まとめ
ということでビットコイン購入までの流れが、大体理解して頂けたかと思います。
ぶっちゃけ「いくらが安全?」というのは、完全にご自身の懐事情によって大きく左右されますので、「明日からどうやって生活していけば良いのか…」といった、人生を賭けた額を投機するのだけは絶対にやめましょう。