
巨大掲示場「2ちゃんねる(現5ちゃんねる」より、2013年12月に誕生した国内初の仮想通貨モナコイン。
元々は投げ銭と呼ばれる、2ちゃんねる内で少額のチップを送り合うような扱われ方だけをしていたため、世の中での貨幣価値はほとんどありませんでした。
しかし、モナコインの特徴はコミュニティ力の高さ。
モナコイン自体のファン同士の結びつきが強く、モナコインをみんなで盛り上げ広く普及させているのです。
そんなモナコインが仮想通貨として世に価値を与え始めたのは、2014年にテレビで取り上げられたことと、ホリエモンこと堀江貴文さんがモナコインをツイッター上で推薦したこと。
それによりコミュニティ内ではますますの盛り上がりを見せ、日本で最初の高騰が起きました。
そして、2017年12月、コミュニティの発展やビットフライヤーへの上場などもあり、1年間で約3円→約2,400円と、なんと800倍も価格が上昇したのです。
その勢いに乗って一気に注目度を増したモナコイン!
ただ、ビットコインはもちろんイーサリアムやリップルなどの有名アルトコインに比べたら、世界ではもちろん、国産仮想通貨でも日本での認知度はまだまだこれからといったところ。
そこで今回はあまり知られていないモナコインを取り扱っている取引所のおすすめや、実際に使用できる場所はどれくらいあるのかについてご紹介します。
目次
モナコインを取り扱い開始のおすすめの取引所はどこ?
モナコインはビットコインほどメジャーではないので、取り扱いをしている取引所は限られてきます。
そこで国内・海外ともにモナコインを取り扱っている取引所とおすすめをご紹介します。
モナコインに関しては海外の取引所もご紹介はしますが、日本国内の場所がおすすめです。
おすすめの国内取引所
1位:Zaif(ザイフ)
元々は仮想通貨ウォレットのオンラインサービスをおこなっていましたが、モナコインの取引所であったetwingsを買収し様々な変更を施した後、取引所として生まれ変わりました。
また、モナコインの取り扱い高の大半は、Zaif(ザイフ)が占めているのです(2018年2月時点)。
ザイフはモナコインの手数料も0%~0.1%なので、格安で売買することができます。
また、取引高が多いことから、板取引が成立しやすいです。
ちなみに、取引高とは時間単位の取引量のことで、どれだけ活発に取引が行われているかの指標になります。
モナコインを購入するなら、ザイフが1番おすすめではありますが、口座登録する際に本人確認が遅いのと取引画面が多少使い難いのがデメリットでもあります。
2位:Bitbank(ビットバンク)
Bitbank(ビットバンク)は、まだ取引量がそこまで多くありませんが、マイナーな分本人確認が早く終わりますので、今すぐモナコインを購入したい人には良いと思います。
また、2019年の1月4日までキャンペーンで手数料が無料なので、1番お得に売買できる取引所です。ビットバンクは専用のアプリはないですが、スマホに完全対応していて、取引画面も使いやすいのでおすすめの取引所です。
ただ、ザイフほどは取引高は多くないのがデメリットになります。
3位:BitTrade(ビットトレード)
モナコインを始め、6種類の取り扱い通貨をもつBitTrade。
仮想通貨取引の初心者向けの説明が充実していたり、スマホでの取引の見やすさ、また元々FX会社としての実績が長いので、セキュリティ面でも比較的安心できるのが特徴です。
ただ、取引高が少ないというデメリットもあります。
その他のモナコインを取り扱っている取引所
・BitFlyer(ビットフライヤー)
7種類の仮想通貨を取り扱うBitFlyer(ビットフライヤー)。
モナコインは2017年10月から取り扱いが開始されました。
これは先述したように、モナコインの価格高騰のきっかけになった出来事でもあります。
ビットフライヤーに関してはビットコイン以外は販売所での売買になり、手数料がかなり高くなるのでおすすめできません。
・Fisco(フィスコ)
売買可能なコインはビットコインとモナコインの2種のみです。
Zaif(ザイフ)のシステムを一部利用している為、取り扱い通貨やチャートはほぼZaif(ザイフ)と同じと言えます。
海外取引所
モナコインは、実は海外でも以下の6つの取引所で取り扱われています。
・BITTREX(ビットトレックス)
・Upbit(アップビット)
・Livecoin(ライブコイン)
・CryptoBridge(クリプトブリッジ)
・EXX.com(イーエックスエックス)
・Bleutrade(ブルートレード)
モナコインは日本の取引所で良い場所があるので、わざわざ海外の場所を使うメリットは少ないですね。
海外の取引所は日本で扱っていないコインなどで利用するのがいいです。
モナコインが使えるお店!
では、そんなモナコインを実際に使用できる場所はどこにあるのでしょうか。
一部ですが、良く使用されているサイトを始め、幅広いジャンルを揃えてみました!
【Bitcoinmall(ビットコインモール)】
ビットコインとモナコインのみが使用できる、Web上のショッピングモールであるビットコインモール。
モナコインを使用できるサイトの中では一番商品数が多く、パソコンを中心に約9万点もの品数を揃えています。
【Monappy(モナッピー)】
モナコインの入り口であり、オンラインウォレットとして存在するサイト。
「貯めるウォレットより使うウォレットを」目指し、モナコインの入金・出金はもちろんのこと、Amazonギフト券や日用品の買い物、また コミュニティ内の投げ銭もこちらでおこなえます。
【もなっぴドン】
Monappy(モナッピー)が運営する短文投稿SNSのひとつである「マストドン」において投げ銭ができます。
【tipmona(チップモナ)】
Twitterアカウントを持つ全ての人にモナコインを送金したり受け取ったりできるサービスアカウントです。
【Ask Mona(アスクモナ) 】
匿名掲示板。
登録すると、情報交換や質問・返答ができ、その中でモナコインのやりとりがおこなえます。
【ark(アーク)】
秋葉原にあるパソコンショップです。
店頭・Web通販どちらでも商品の購入時、モナコインでの支払いが可能になっています。
【アイラボファクトリー】
秋葉原と名古屋に店舗をもつ、iPhone、iPad、iPodの格安修理店で、修理代金の他、モナコインを使用して購入できるiPhoneケースなどを販売しています。
【名古屋タワーサイドクリニック】
なんと、クリニック系で仮想通貨が使用できるのは非常に珍しい、名古屋にある美容整形外科。
こちらではビットコイン・モナコインを含む各種アルトコインでの支払いが可能です。
【コインギフト】
貯まったモナコインを、10分ほどでAmazonのギフト券やiTuneカードなどの電子ギフト券変え、使用することができます。
【Bitでマネー】
こちらも貯まったモナコインを、Amazonギフト券やnanaco、auWALLETなどの電子ギフト券に変え、使用することができます。
【amaten(アマテン)】
こちらは様々な種類の電子ギフト券を購入できる他、出品して売ることもできるサイトです。
【コミケでの採用】
毎回約50万人訪れ、日本で年に2回おこなわれる同人誌即売大イベントであるコミックマーケット。
このコミケで、現在モナコイン決済を取り入れているサークルが増えてきているそうです。
コミケでは参加者側が大量の千円札や小銭を用意し、極力お釣りを減らして支払いをスムーズにすることが暗黙のマナーとなっているようですが、このモナコインでの支払いが普及すれば、その手間も解消されますね。
さらにそんな大イベントでの普及が進めば高い宣伝効果となり、モナコインの認知度が加速するのではないでしょうか。
もしもモナコインの使い道に困ったら?
上記に挙げたサイトやサービス以外にも、モナコインは様々なお店で使用できます。
もし、モナコインの使い道に困ったら、是非下記のサイトを参考にしてみてください!
【Monazonn(モナゾン)】
投げ銭などのネット上でのやり取りだけでなく、リアルな場での流通を拡大させる目的で始まった、モナコインの使い道を探している人へ向けた情報サイト。
全国各地でモナコインが使用できる飲食店やwebサービス、モナコイン支払いのグッズやイラストクリエイターなど、幅広いジャンルの情報を揃えています。
【Monamap(モナップ)】
モナコインで支払いのできる実店舗を、全国地図で表したものです。
誰でも閲覧・編集ができるようになっていて、マップは随時更新されています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
昨年の12月のモナコインのバブル以降は、価格はバブル前の状態に落ち着きを取り戻していますが、長期的に見て、今後のますますの普及とともに価格が上がっていく可能性は非常に高いと言われています。
となると、モナコインは今が買い時かもしれませんよ!
上記に挙げた自分に合った取引所から購入したら、貯めるだけではなく楽しみ方のバリエーションの多いモナコインの特徴を生かして、是非モナコインを「使う」ことも楽しんでみてくださいね。