
2017年、フィリピンの社会問題の改善と、経済の成長のため誕生したノアコイン。
2018年3月にHitBTCへの上場を皮切りに、現在12の海外取引所(交換所)で取り扱われています。
将来性が高いコインであるという意見もあり、これから購入を考えている人も多いことでしょう。
ですが、国内取引所での購入ができないということで、その方法に戸惑われている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回はノアコインの購入方法、また売却方法など、ノアコインの取引に関する情報をお伝えしたいと思います。
目次
ノアコインを購入するには?
ノアコインは日本の取引所では取り扱っていないため、海外取引所を利用して購入します。
そして私がオススメするノアコインの購入の仕方は、仮想通貨両替サービス「Changelly(チェンジリー)」を利用し、手持ちの仮想通貨をノアコインに交換するという方法です。
チェンジリーを使用するメリット
自動判断で、その時の一番お得なレートで購入できる
チェンジリーを利用すれば、いくつもある海外取引所の中から、その時一番ノアコインが安く入手できるレートを自動で選んで購入してくれます。
手持ちの仮想通貨から直接ノアコインに交換できる
チェンジリーでは、ビットコインはもちろん、手持ちのアルトコインを直接ノアコインに交換することができます。
ですから、もしビットコインを所有していなくても他の仮想通貨があれば、ビットコインを用意する手間が省ける他、その分の手数料もかかりません。
取引手数料が一律で安い
国内の取引所でアルトコインを購入しようと思った場合、その取引所へ通常3~5%ほどのスプレッド手数料(購入価格と販売価格の差による手数料)を支払うことになります。
しかしチェンジリーなら、どのコインを利用して交換しても、一律0.5%しかかかりません。
日本語に対応している
チェンジリーは一部の規約文などを除いて、日本語に対応しています。
そのため、登録から取引までの操作が日本語でおこなえるので、どなたでも安心して利用することができます。
チェンジリーでのノアコイン購入方法
国内の仮想通貨取引所口座の開設
日本円から直接ノアコインを購入することができないため、国内の取引所で予めBTCや他のアルトコインを購入し、いつでもチェンジリーに送金できる状態にしておきます。
国内の取引所でおすすめなのはbitbank(ビットバンク)です。
というのも、2019年1月4日まで取引手数料が0円となっているため、他の取引所に比べ余計な手数料が掛からなくて済みます。
仮想通貨の代表BTC(ビットコイン)だけでなく、国内で人気のXRP(リップル)やBCH(ビットコインキャッシュ)、ETH(イーサリアム)といった主要銘柄の取引手数料も全て無料です。
特に送金スピードの速いXRP(リップル)の売買が可能なので、チェンジリー口座開設後、即反映させてノアコインを購入したい場合はかなり便利。
bitbank(ビットバンク)の口座開設は、申し込みから3~5日前後で本人確認ハガキが郵送されてくるため、取引できるようになるまでの時間も短いですし、もちろん口座開設も完全無料なので、至れり尽くせりです!
関連記事:bitbank(ビットバンク)の口座登録方法!本人確認の流れと所要時間!
登録とセキュリティ設定
国内の取引所口座開設が済みましたら、次はチェンジリーに登録しましょう。
チェンジリーのホームページからサインアップ画面を表示させます。
メールアドレスを入力後、「I’m not a robot」へチェックを入れ送信します。(各種SNSアカウントへ紐付けも可能ですが、セキュリティ上オススメできません)
するとチェンジリーから、パスワードが記載された折り返しのメールが届くので、これで登録は完了です。
しかし、よりセキュリティを強化するため、「パスワード変更」と「2段階認証設定」は取引を開始する前におこなっておきましょう。
マイアカウントからプロフィールを開けば、すぐに設定ができます。
ちなみに、チェンジリーでは仮想通貨の保管ができないので、ウォレットを持っていない方は事前に用意する必要があります。
こちらはマイイーサウォレット、もしくは2018年6月12日に開設したばかりのノアコイン公式ウォレットを作りましょう。
取引方法
登録が終われば、すぐに取引を開始することができます。
1.まずはチェンジリーのトップページを開き、左側に交換したいコインとその数量、右側にノアコインを指定すれば、自動的に受け取れるノアコインの数量が表示されます。
2.次に「交換」をクリックすると、レートや手数料、送金予測時間を含めた取引の詳細が表示されるので、確認後「次へ」をクリック。
3.次に入手したノアコインの送信先である、自分のウォレットアドレスを入力します。
4.すると最終確認画面が表示されるので、問題がなければ決済をクリックしましょう。
ノアコインの売却、そして日本円への換金方法
ノアコインの売却方法
そしてノアコインを売却する方法ですが、購入と同じくチェンジリーを通しておこなえばOK。
但し、先ほどとは逆の手順になります。
トップページの左側にノアコインと売却したい数量、右側に交換したいコインを入力するだけ。
複雑な手順は一切ないので、ノアコインの購入と売却どちらもチェンジリーが一番簡単で分かりやすいはずです。
日本円への換金方法
そして次に、ノアコインを日本円へと換金する方法です。
チェンジリーから直接日本円へと換金することはできないので、チェンジリーを介して上記の方法でノアコインを一度ビットコインなどに交換した後、bitbank(ビットバンク)やビットフライヤー、Zaif(ザイフ)といった国内の取引所にて換金します。
HitBTCで購入するには?
ノアコインが2018年3月に初めて上場を果たした取引所は、イギリスの大手取引所「HitBTC」でした。
通常でしたらこちらを利用して、ノアコインを購入しても良いような気もしますが、実は2018年6月2日、決済サービス法に基づいた日本政府からの規制に伴い、日本に居住している日本人によるHitBTCの利用は一時的にできなくなるとの発表がありました。
この事態で、ノアコインの価格が一時暴落するほど人々の混乱を招く結果に。
・・・そして2018年7月末現在も、HitBTCの利用規制は解除されていません。
しかし、これは今後HitBTCが日本の規制に対する子会社を設立して、日本の金融庁に交換業の申請をおこなう手続きを進めるための、あくまで一時的な措置だということで、今後再び日本人はHitBTCでの取引をおこなえるとも言っています。
ですが、現状2018年初めに起きたコインチェックの件などを踏まえても、日本の金融庁が草コインなどの匿名通貨の取り扱いの多い、海外取引所の登録を認定する可能性は、低いのではないかと考えられます。
つまりHitBTCの理想が現実のものとなるには、まだまだ道のりはとても険しいかなと…。
なので、今ノアコインの購入を検討している方は先ほどお話したチェンジリー、またはノアコインに対応している他の海外取引所で購入するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ノアコインは日本の取引所から購入することができない仮想通貨なので、一見購入や売却のハードルが高いように思えますが、蓋を開けてみるとチェンジリーで簡単にできてしまいます。
日本語にも対応しているので、感覚的にはあまり海外の取引所とは思わずに取引がおこなえるのも良いですね。
ノアコインの売買を検討している方は、今のところチェンジリー「一択」で良いと思いますよ。