仮想通貨の多くは海外で開発されたものですが、膨大な数の仮想通貨が流通している今、日本にまだ上場していない通貨の信頼度はイマイチ分かりにくいのではないでしょうか?

そんな中で、2017年8月末に中国から誕生したばかりの仮想通貨TRON(トロン)に、今、世の中の注目が集まっています。

なんでも今後の実用性が高いことを評価されており、それに伴う価格上昇が期待されているんだそう。

そして今後、日本の取引所への上場に向けて既に動いているみたいなので、ますます目が離せない仮想通貨銘柄の1つになってきました。

ということで今回は、中国初の仮想通貨TRON(トロン)について分かりやすくまとめてみました!

TRONの概要

TRON(トロン)の目的

TRON(トロン)は無料で世界中のみんなが楽しめるエンターテイメントを発展させ、支援することを目指して開発された仮想通貨です。

インターネットが普及した現代、私たちは個人のコンテンツを作成し、そこから絵や写真・動画などを自由に外へ発信することが可能になりました。

分かりやすく例えると、YouTubeやニコニコ動画などを思い浮かべてもらえればと思います。

しかしこれらの媒体には必ず管理者がいて、いくら面白い動画を作ったとしても得られるのは広告収入のみ。

凝ったタイトルで惹き付け、中身の薄い釣り動画であろうが、広告さえ再生できればお金が発生してしまうわけです。
(※2018/2/20から規約変更により、Youtube広告の表示はある一定の条件クリアが必須となりました)

そこでTRON(トロン)が考えたのが、コンテンツ自体の面白さに対する評価として投稿者にお金が発生する仕組みです。

中央に管理者を作らず、仮想通貨の持つブロックチェーン技術(ユーザー同士の分散管理)を利用することで、第三者の介入なくユーザーと投稿者間で直接TRON(トロン)のやり取りをすることが可能になります。

つまり、TRON(トロン)を保有するユーザーが、興味深いコンテンツに対して投げ銭のようにTRON(トロン)を直接支払うことで、投稿者はより評価してもらおうと面白いコンテンツを作成するようになります。

その結果、本当に面白いコンテンツばかりが集まる、エンターテイメントサービスとなり得る可能性を十分秘めているわけです。

ちなみにTRON(トロン)の最高責任者であるJastin Sun(ジャスティンサン)は、登録者1,000万人以上を誇る中国の音楽配信&メッセージアプリ「Peiwo」の開発者でもあります。

そして2018年、このPeiwoとの提携をほぼ実現することができました。

これにより実際にTRON(トロン)を使用することのできる、初めてのアプリが誕生したのです。

TRON(トロン)2017年の動き


先ほどもお伝えしたように、2017年8月末に誕生したTRON(トロン)ですが、中国の取引所であるBINANCE(バイナンス)で初めて公開されると、1分たらずで完売するほどの人気となりました。

その後は、世界第6位の取引高を持つ取引所「OKEx(オーケーイーエックス)」への上場や、先述した「Peiwo」、自転車シェアリングサービスを行うシンガポールの企業「oBike」との提携の発表。

仮想通貨界でとても影響力があると言われるJohn McAfee(ジョン・マカフィー)氏のツイッターでも、「TRON(トロン)は長期的にホールドすべき銘柄だ。売ったり回転させると負ける」との発信などがあり、12月末にかけてその価格はどんどん上昇していきました。

※ちなみにマカフィー氏のツイッターはその2日後にアカウントが乗っ取られていたことが明かされ、TRON(トロン)についての発言も、自分自身の発言ではないと主張しています。

おそらく何者かが影響力のある人物の力を悪用し、市場を巻き込んで価格を釣り上げるために仕組んだ犯罪行為だと推測できます。

TRON(トロン)が日本上場?!

実はこの12月末に起きた価格急騰の背景の一つに、2017年12月19日にTRONの日本上場計画が明るみになり、実際に同月21日にジャスティン氏が来日したとのツイートが挙げられます。

これにより単なる噂話だったものから、一気に現実味を帯びてきたため、さらに周囲の期待感が高まっていったと考えられます。

そして2018年1月13日には、遂にTRON(トロン)が正式に日本の金融庁へ申請書を提出しました。

この申請書が無事政府から承認された場合、日本国内の複数の取引所に上場されることが見込まれます。

過去の事例から見ると承認に至るまでには3か月ほどかかるようですから、早ければ4月中にも承認され、日本円からの直接購入が可能になるので、おそらく市場価格への影響はとても大きなものになると予想されます。

TRON(トロン)の将来性


TRON(トロン)は現在、今後2027年までの計画を6段階に分け発表しています。

①Exodus(エクソダス/2017年8月~2018年12月)
P2P(コンピューター間のデータのやり取り)の分散型ストレージの土台を構築し、データの開放(世界中のユーザーが無料で制限なく、データをアップロード・公開・保存することができること)を行う。

②Odyssey(オデッセイ/2019年1月~2020年6月)
コンテンツの提供者に著作権を与え、そのコンテンツに対して公正な利益を与え、且つ公正にコンテンツ競争を行うことができるようになる。

③Great Voyage(グレートボヤージュ/2020年7月~2021年7月)
ブロックチェーンの優位性を利用して、コンテンツ提供者への所得の計算、配当金の支払い、サポーターの管理といったトロン(TRON)における3つの重要な管理問題を解消し、運用に透明性を持たせる。

④Apollo(アポロ/2021年8月~2023年3月)
コンテンツの提供者は独自のトークンの発行ができ、個人間でシステムの価値・財産権・リスクも含めて自由に交換できるようサポートする。

⑤Star Trek(スタートレック/2023年4月~2025年9月)
ゲーム開発者がTRONを通じて自由にオンライン上に基盤を構築し、他者からの支配や助力のない自律的なオンラインゲームを提供することができる。

⑥Eternity(エタニティ/2025年9月~2027年9月)
ゲーム開発者が構築したオンラインゲームの基盤を利用して、ゲームを設計・開発資金を獲得・投資家がそのゲームに投資できるようにする。

・・・このように、1つ1つじっくり段階を踏みながら、TRON(トロン)はオンラインゲーム市場での安定した基盤の確立を目指しています。

少なからず低迷期が訪れることはあるとは思いますが、簡単に価格が下落して消えることはないと言えるでしょう。

つまりTRON(トロン)は、今後も短期での価格高騰が期待されながらも、長期での投資が見込める仮想通貨の1つであるとも言えるため、その将来性は高いと推測できます。

2018年勢いを増すTRON(トロン)

2018年に入ってからのTRON(トロン)は、価格に関して言えば落ち着きを取り戻しましたが、普及活動においてはその勢いが衰えるどころか、さらに増しているようにも思えます。

簡単にまとめると・・・

1月3日 
ブロックチェーンを利用したオンラインゲームコンテンツのプラットホームでもある「Game.com」と提携。今後TRON(トロン)とGame.comが共にゲーム事業の拡大をしていく。

1月8日
韓国の仮想通貨取引所である「Coinrail」に上場。

1月10日
中国のNetflix(動画ストリーミング配信サービス)と呼ばれる「BAOFeng」と、無料動画レンタルサーバー「directupload.net」のネット企業2社との提携を発表。

1月15日
TRON(トロン)の技術チームに中国のITジャイアントの一つと言われる、アリババの元技術者Olivier Zhang(オリバー・チャン)氏の参画が決定。

1月16日
先述した今後の6つの計画「6 Simple Fact of TRON」を公開。

1月19日
Peiwoとの統合がほぼ終わったことが発表される。

1月25日
200以上の仮想通貨の取り扱いを行う、世界最大級の取引所である「Bitfinex」への上場。それにより、信頼性の向上と保有者の増加が見込まれる。

1月27日
世界初のソーシャル・ネットワーク・チェーンであるGSCと提携し、東南アジア、中東において登録ユーザー総数1億人を超えるオンラインエンターテイメントアプリ(Miko、Kitty、Wakaなど)のユーザーへのアプローチが可能になる。

1月29日
日本のSBIとも提携している中国の大手取引所である「Huobi」に上場。

2月1日
アルトコインの聖地とも言われる、取り扱い仮想通貨数世界No.1の取引所「Cryptopia」に上場。

2月8日
中国の科学技術省、財務省、国家税務行政により、正式に中国国家ハイテク企業の証明書が発行され、これを受理。事実上、中国政府がTRON(トロン)を支持したことになる。

2月10日
中国の仮想通貨取引所である「Bibox」へ上場。

3月2日
アメリカの大手仮想通貨取引所である「Bittrex」へ上場。

TRON(トロン)を取り扱う取引所は?

残念ながら現在、TRON(トロン)を扱っている取引所は日本には存在しません。

従って取引をしたい場合には、海外の取引所を利用することになるのですが、いくつもあるTRON(トロン)を扱っている取引所の中でも一番オススメできる所は「BINANCE(バイナンス)」です!

BINANCE(バイナンス)は数少ない日本語対応を行っている海外の取引所なので、日本人の利用者数も増加の一途を辿っています。

また、手数料が0.1%と激安なことに加え、TRON(トロン)以外の取り扱い仮想通貨も多い取引所なので、登録しておいて損はない取引所と言えるでしょう。

但し、まだ国内の取引所に口座を持っていない方は、BINANCE(バイナンス)に登録しただけでは利用することができないので注意してください。

まずは日本の取引所bitbank(ビットバンク)・Zaif(ザイフ)・BitFryer(ビットフライヤー)などに登録し、そこでBINANCE(バイナンス)で使用できる仮想通貨を購入した後、自分の口座へと送金しTRON(トロン)などが購入できるという流れになります。

現在、基軸通貨となっている「BTC(ビットコイン)または、ETH(イーサリアム)建てで、他の銘柄の仮想通貨が購入できるようになる」という仕組みですね。

仮想通貨で仮想通貨を購入するという少し手間のかかるやり取りではありますが、この機会に売買システムに慣れておき前もって仕込んでおくと、後で大きな恩恵を受けられるかもしれません。

まとめ

今回は仮想通貨TRON(トロン)についてや、取り扱っている取引所に関しての情報をご紹介しました。

TRON(トロン)が今後、日本の取引所に上場された場合、国内でも益々盛り上がりを見せ、価格の上昇はほぼ間違いないと言えるでしょう。

但し、あくまでもまだ開発途中の仮想通貨であり、現時点での価値判断が難しいところなのは否めません。

そのため、目先だけの値動きに注目するのではなく、長期的な視点で値動きを捉え、一喜一憂しないことが大切です。

昨年末の急騰から価格が落ち着き、今後再び価格上昇が見込める今が、TRON(トロン)の買い時かもしれませんね。

初心者におすすめの取引所

仮想通貨は複数の取引所を開設しておく事がとても重要です。

①取引所によって取り扱う仮想通貨が変わるから。

②取引所によって仮想通貨の銘柄の手数料が異なります。これにより目的の銘柄によって取引所を変える事でお得に取引ができます。

③仮想通貨はハッキングなどのリスクもあり、1つの取引所より複数で売買する方がリスク分散になる。

このような理由からも、取引所の開設自体は完全無料なので、複数開設していた方が安心・安全です。

1位:bitbank(ビットバンク)


・仮想通貨の取り扱い銘柄が多く、アルトコインの手数料が安い!
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