
仮想通貨というとビットコインが頭に浮かぶかもしれませんが、最近はその他のアルトコインも注目されつつあります。
その中でも、リップルは送金の早さと手数料の安さ、その高度な性能から今注目されています。
ビットコインなどと比べると一般的にまだ認知度は低いかもしれませんが、その高いメリットから世界的な銀行もリップルの採用を次々と表明しています。
すでにメジャーなビットコインに関してはある程度価格も落ち着いているので、今後の伸び率はその他のアルトコインのほうが期待でき、その中でもリップルは注目されている銘柄です。
今回はそんな今注目すべきリップル(XRP)今後の行方と将来性から、2018年の最新の動向などを踏まえて、価格予想などをご紹介します。
目次
リップル(Ripple)の詳細とXRPの将来性!
まずはリップルとはどういったものなのかと、将来性について解説していきます。
リップルとは2004年にRyan Fuggerによって考案された、決済プロトコルです。
ビットコインの次にメジャーだったイーサリアムを知ってる人は多いと思いますが、そのイーサリアムをリップルのXRPは2018年の1月に時価総額で越えました。
時価総額ではビットコインに次いで2位となり、日本でも仮想通貨取引所での扱いをする場所が増えています。
リップルはこれまで国際送金の際に問題となっていた、
・送金完了までにかかる長い時間
・高い手数料
・時間がかかるゆえの不確実さ
これらを解決する送金システムです。
そのため、銀行にとってメリットしかないと言っても過言ではありません。
そこで、世界の銀行は次々とリップルのXRP採用を表明。
実証実験にも成功している銀行も増えており、着々と世界の金融機関と提携しています。
日本の大手銀行も採用を表明していて、それに伴って一気にリップルのXRPの価格も上がっていったわけです。
大手が採用を表明しているということは、リップルの将来性を裏づける重要な判断材料となりますよね。こういった点からも、リップルの高い将来性がうかがえます。
リップル(XRP)の今後の行方は?
今後を大きく期待されているリップルですが、まだ実証実験段階です。
それにも関わらず、国際送金の高速化・手数料などのコスト削減など、その高いメリットによって世界から高い期待を集めています。
そのため、日韓大手銀行間での実証実験の発表があった2017年12月にはなんと、20円台から100円台まで急騰して上に、最高で378円台まで上がりました。
何度も言いますが、リップル(XRP)はまだ実験段階にも関わらず、期待感でこの高騰ぶりというわけです。
実験が成功すれば実用化は2018年にもはじまると言われているため、価格も大きく変動する可能性があります。
また、リップル社は公式ツイート内で2018年には、世界規模の5大送金企業のうち3社が、リップルのXRPを会社の支払システムで使用することになったとも言っています。これで一時期話題になって高騰しましたが、その後は仮想通貨が全体的に暴落してXRPも価格を落としています。
しかし、日経新聞などでリップルが取り上げられる機会などもあり、今後も注目される機会が増えそうですね。
実験段階でまだ完全でないからこそ期待値は高まっているので、今後も大注目のシステムといえます。
リップル(XRP)今後の価格予想!
最近は価格が伸び悩んでいますが、先にもお伝えした通り、リップルは実証実験中。
これが、実際に国際送金でリップル(XRP)が利用されるというニュースが出た時には、大幅な価格急上昇も予想されます。
この期待度の高さから、リップル(XRP)の価格予想は様々です。
そこでどんな予想がされているかなどをご紹介します。
1.Webbot(ウェブボット)は2018年5月から上昇すると予想
Webbot(ウェブボット)とは、世界中のSNSなどのインターネット内で書き込まれたものを収集して、その情報から今後の株価の分析を行うプログラムのことです。
このWebbotは株価だけではなく、仮想通貨についても分析していて、ビットコインの価格予想なども見事的中させています。
そういった様々な分析予想の的中度から、世界中で評価されているプログラムです。
そのWebbotがリップル2018年の5月頃から価格が上昇していくと予想をしています。
2.2018年年末には500円以上に到達するとの予想が多数
2018年の価格予想としては、年末までにまだまだ上がると予想する人が多いです。
米国の株式市場ナスダックは、長期的に見れば5ドル以上になると予想しています。
ナスダックはリップルの価格上昇を予想していて、それがズバリ的中しているので、長期的に見て5ドル以上というのも説得力がありますね。
他にも「Ripple Coin News」は7ドル以上と予想したり、中には10ドル以上になると予想している場所もあります。
これらの理由としてはリップルが国際送金に特化していて、
・世界的な需要の高さと提携先の多さ
・国際送金の問題を解決する高度な技術
この点が大きく注目されているからです。
現在は国際送金として多くの人に利用されているのが、SWIFT(スイフト)というネットワークシステムです。
SWIFTは最も大きな国際間金融メッセージシステムで、200近くの国と地域にサービスを提供しているものです。
その多くの人が利用しているSWIFTでも、着金までに1日~3日ぐらいはかかって、手数料もかかってしまいます。
SWIFTに比べてもリップルは送金が早くて手数料も安いとなれば、当然ながら注目を集めます。
リップルの実験が成功して送金方法として当たり前になった時には、1,000円を超える跳ね上がりをみせる可能性もあります。
すでに実験に成功している実例もあるので、今後さらに多くの金融機関と提携することで流動性が高まりリップルの価値も上がるとみています。
リップル(XRP)今後の展望~まとめ~
リップル(XRP)は国際送金の方法として、シェアされていけばいくほど価値が上がるものです。
これから様々な方面で実用化され、国際送金の方法として確固たる地位を築くことができればさらに価値は上がっていきます。
また、現在は銀行間の国際送金に収まっていますが今後の展開の中で企業との提携も考えられます。
リップルのメリットを考えると、アップルやアマゾン、グーグルなど世界的企業との連携も決してないとは言えません。
現在は高いとはいえない金額をいったりきたりしていますが、リップル(XRP)のメリット、またはデメリットを加味してぜひ長い目で投資するかを検討してみてください。
その価値は十分にある魅力的なシステム、それがリップルです。