
BITpoint(ビットポイント)は2017年9月29日に金融庁に正式に仮想通貨交換事業者として登録された仮想通貨取引所です。
マイナーなイメージの取引所ですが手数料が無料なことや大きなレバレッジ指定が可能なことから、本格的な仮想通貨のトレードを行いたい人には人気のある仮想通貨取引所です。
ここでは、BITpoint(ビットポイント)の評判と取り扱い通貨を中心に、他の仮想通貨取引所と比べた時のBITpointの良い点や特徴、メリット・デメリットをご説明します。
目次
BITpointとは?
BITpoint(ビットポイント)は株式会社ビットポイントジャパンが運営している仮想通貨取引所です。
商号 | 株式会社ビットポイントジャパン |
代表者 | 代表取締役社長 小田 玄紀 |
設立日 | 2016年3月3日 |
資本金 | 44億3,000万円(資本準備金含む) |
主要株主 | 株式会社リミックスポイント |
BITpointの取り扱い通貨
BITpointで 取り扱っている通貨は5種類です。
・ビットコイン(BTC)
・ビットコインキャッシュ(BCH)
・イーサリアム(ETH)
・ライトコイン(LTC)
・リップル(XRP)
BITpointは、ビットコインの場合においてのみですが、米ドル・ユーロ・香港ドルの外貨での取引が可能となっています。
<外貨ペア一覧>
ビットコイン/円/米ドル/ユーロ/香港ドル | BTC/JPY/USD/EUR/HKD |
ビットコインキャッシュ/円 | BCH/JPY |
イーサリアム/円 | ETH/JPY |
ライトコイン/円 | LTC/JPY |
リップル/円 | XRP/JPY |
BITpointの特徴
BITpointは外貨での取引が可能な点に加え、MT4(メタトレーダー4)での自動売買が可能です。
BITpointはMT4というFXツールを国内で最初に導入しており、このMT4は現在、世界中にある750社以上の金融機関の取引プラットフォームとして利用されている、メジャーなトレードツールになっています。
テクニカルインジケーターや自動売買プログラムを自作することで、自宅のPCを点けっぱなしにして24時間自動で売買をすることも可能です。
上級トレーダー向けのシステムが特徴です。
※通常のスマホでの取引もできます。(iPhone/iPadアプリ・Androidアプリ)
現在、国内でMT4を使うことができる仮想通貨取引所はBITpointだけとなっていますが、MT4を使うためにはBITpointFX取引口座の申し込みが必要となります。
BITpointのデメリット
<取引量が少ないので取引が成立しにくい>
国内の仮想通貨取引所の中では決してメジャーとは言えないのでまだ登録者が少なく、それに比例して取引量も少ないというのが現状です。
そのために指値注文をしても、希望の価格で取引が成立しなかったり、約定するまでに時間がかかったりということがあります。
<クレジットカード入金ができない>
少し前までは、他の大手仮想通貨取引所でもクレジットカード入金に対応していましたが、決済を利用したユーザーが激しい値動きによって、後々返済が難しくなるといったリスクが出てきてしまったため、BITpointも含め現在はクレジット入金の対応は行っておりません。
そもそもクレジット入金は手数料が5~10%近くも取られるので、利用するかどうかは意見が分かれるところですが、あまりおすすめできない仮想通貨の購入方法ですね。
BITpointのメリット
<全手数料が無料>
BITpointは口座開設手数料・口座管理料が無料です。
さらに取引手数料・入出金手数料・送受金手数料も無料。(ただし、振込手数料は実費負担)
全ての手数料が無料というのは、特にヘビーユーザーにとってはかなり大きなメリットと言えますね。
<即時入金サービスがある>
即時入金サービスを使えるのはイオン銀行と、ジャパンネット銀行と指定されていますが、24時間365日、即時入金ができるサービスがあります。
(但し、16時以降の入金並びに土日の祝日の入金処理の計上日は翌営業日)
この即時入金サービスも手数料は無料です。
<最大25倍までのレバレッジ設定が可能>
BITPointは、・現物取引・レバレッジ取引(信用取引)・FX取引の3種類の取引方法を扱っており、初心~プロトレーダーまで幅広いニーズに対応しています。
レバレッジに関して言えば、2倍・5倍・10倍・25倍の4種類の中から選択が可能で、よりハイリスク・ハイリターンのトレードをすることも可能です。
国内の取引所では最大のレバレッジ設定「25倍」ができます。※必ず自己責任でお願いしますね!
BITpointの口コミ・評判
ネット上でのビットポイントの口コミや評判を見てみたいと思います。
近々ビットポイントは上場するんじゃないかな!
リミックスは東証1部ですね!
— MAT (@mat94628526) April 19, 2018
https://twitter.com/highschool104ns/status/988043191994667009
と、BITpointに好意的な意見や
昨日の二社IRの経緯
香港ファンド「"保守的"に見積ってもビットポイントの2019年度の純利益139億円いくで。」
リミックスポイント「デューデリジェンス時のシナリオの一つや。決算の数字はさらに保守的に出すことも普通にあるで。」
画像は香港ファンドのIRのポイントを日訳してまとめたので参考まで pic.twitter.com/8mWQfyns3g— サワディカー (@titan__777) April 19, 2018
https://twitter.com/douzokun/status/989341031735832576
リミックスポイント
2019年3月期の営業利益は100億円と予想していたが、
マディソンは、ビットポイントの純利益を140億円と予想しているみたいだね。
純利益は税引後だから、営業利益ベースだと200億円あるってこと?!!
これはやばすぎwww— ラー@ (@rah_six_colors) April 19, 2018
などなど、BITpointの純利益に注目するツイートが多く見られるため、取引所の売り上げベースでいくと参入時期は少し周りとは遅いものの、かなり潤っていることが分かりますね。
まとめ
MT4を導入している点や手数料無料など魅力的なメリットがある一方、デメリットとしてはまだまだ取引量が少ないため、BITpoint一社に絞って取引を行うのは少しリスクが大きいかな?とも思えます。
これはBITpointに限ったことではありませんが、580億円のネムが流出したコインチェック事件のように、1つの取引所に全ての資産を預けておくのは非常に危険ですから、リスク分散として他の取引所も同時に開設しておき、併用して使い分けることをおすすめします。