
こんにちは、すずみ(@suzumi_kasotuka)です!
仮想通貨の取引所には国内最大手のbitFlyer(ビットフライヤー)の他に、GMOコイン、coincheck(コインチェック)、Zaif(ザイフ)など色々あります。
その中でも最近になって人気急上昇中なのがZaif(ザイフ)です。
ザイフが話題になったきっかけの一つとしては、剛力彩芽さんの出演するザイフのテレビCMではないかと思います。
ゴージャスな衣装を身にまとった剛力さんがテンポのいい音楽に乗せて「ビットコインするならゴー!ザイフ!」と言っているCMです。
今まではコインチェック、ビットフライヤーの陰に隠れていましたが、今後はさらに人気が出るのかなと思います。
また、ザイフはネット上ではCMに先行する形で徐々に評判が高くなっていて、口コミとかでも話題になっていました。
さらにネット上の記事を多数見ていくと、よく取り上げられているのは取り扱い通貨やトークンについての記事です。
そこで今回はZaif(ザイフ)の評判や取り扱い通貨とトークンの今後や将来性から、特徴や口コミとメリットデメリットについて解説していきます。
Zaif(ザイフ)の概要
・住所:大阪府大阪市西区西本町1-4-1オリックス本町ビル4F
・設立:2014年6月
・代表取締役:朝山貴生
・資本金:8億3,013万円(資本準備金含む)
運営元であるテックビューロは、暗号通貨技術とブロックチェーン技術に基づいたソフトウェアとサービスを開発しています。
ブロックチェーン技術導入の受託開発やコンサルティングサービスを提供もしていて、代表取締役の朝山貴生さんはブロックチェーンプロジェクトNEMを推進するNEM.io財団の理事だったりします。
朝山貴生さんは個人のTwitterでも情報発信していて、仮想通貨関係のつぶやきなど参考になるものが多いですね。
また、仮想通貨交換業者として、正式に金融庁登録を通過しているので安心感もあります。
Zaif(ザイフ)のメリットとは?
ビットコインの手数料がまさかのマイナス!
ザイフの大きなメリットの1つが手数料が安いことです。
特にビットコインに関しては手数料がマイナスであり、0.01%とわずかではありますが、取引をする度にプラスになるというものです。
このマイナス手数料は他の取引所にはない大きなメリットですね。
また、その他のアルトコインに関しても手数料が他と比べても安いものがほとんど。
入出金手数料に関しては以下のようになっています。
コインを積立投資できる「Zaifコイン積立」
ザイフの他とは違うメリットの1つとして「Zaifコイン積立」があります。
Zaifのコイン積立は指定した銀行口座から毎月固定額を自動で引き落として、自動で希望の仮想通貨を買い付けるサービスのことです。
仮想通貨は価格の変動が激しいのが魅力でもありますが、デメリットでもあります。
そこで、このZaifコイン積立を利用すれば「ドル・コスト平均法」で運用ができます。
ドル・コスト平均法とは相場価格にかかわらず、毎月一定額を購入する投資手法のことです。
毎月同じ額を買い続けることによって、相場が下がったときは多く購入でき、上がったときには少なく購入できます。
これをすることによって、価格変動による損失を緩和して平均化できるので、リスクも抑えることができます。
Zaifコイン積立は価格が上下しても長期的に安定した利益を得られるので、安定した資産形成に効果的です。
信用取引が最大7.7倍まで!追証も不要
Zaifでは信用取引で最大7.7倍までレバレッジをかけることができます。
Zaifの信用取引は証拠金を預け、それを担保にZaifから仮想通貨を借りて運用することで利益を出す取引方法です。
日本円、BTC、XEM、MONAを担保として預けることで、預けた額の最大7.77倍までの取引が可能となります。また、レバレッジをかけた取引ができる上に、追証が不要なのでリスクを抑えることができます。
追証とはレバレッジで損が大きく膨らんだ際に、当初担保として預けていた分から、さらに追加で担保金の請求が行われることを言います。
仮にレバレッジをかけて大きな損をした場合でも、担保にした金額以上に失うことはありません。
ただ、追証不要な代わりに、信用取引を行った際に利益が出た状態で決済した場合のみ、利益に対して0.7%相当の手数料がかかります。
この手数料のおかげで大きなマイナスを出したときでも、担保分のお金だけで済むようになっています。
独自のトークンや種類が豊富
Zaifでは独自トークンも含めて、豊富な種類のトークンを取り扱っています。
Zaifが発行している「Zaifトークン」などもあり、アルトコイン以外でも取引できるのが魅力です。
トークンに関する詳細は後半で解説していきます。
Zaif(ザイフ)のデメリットとは?
取引画面やアプリが使い難い
ザイフのデメリットとしてはウェブやアプリの取引画面が、ちょっと分かり難い部分があります。
取引画面は最初はBTCのチャートが表示されているのですが、他のアルトコインやトークンの相場一覧が見れません。
通貨の種類を選んで切り替える必要があったりなど、少し面倒な部分があります。
慣れてしまえば問題ないですが、最初はちょっと戸惑う部分もあるので、そこが改善されたら人ももっと増えそうですね。
サーバーの強度に心配がある
ザイフはサーバーの強度にやや不安があります。
サーバーダウンしてログインできなくなったりなど、今までに何度かあるので改善して欲しい点ですね。
ただ、テックビューロはサーバーダウンを回避するために開発リソースの増員や、復旧作業を最短にするためのバックアップ等の事前準備対策をするアナウンスもしています。
今後どうなるのかは注目したい部分ですね。
本人確認書類の到着が遅い
ザイフは本人確認の書類が遅いと言われています。
口座登録して本人確認するために各書類などをアップロードするのですが、そこから確認されて書類が届くまでが遅いです。
現時点では1~2週間ぐらいかかることが多いので、そういった場合は他の取引所も先に開設しておくといいですね。
最近は人気も出てきているので、混雑しているときは遅い傾向にあるようです。
Zaif(ザイフ)の評判と口コミ
TwitterなどでZaifの評判や口コミなんかを見てみると、やっぱり手数料の安さに魅力を感じている人が多いようです。
手数料が安いというだけでも取引所として使う価値はありますからね。
また、なんといってもザイフの特徴の1つであるコイン積立の人気が高いようですね。
ただし、やっぱりアプリが使いづらいという口コミもあるので、ここだけは改善して欲しい部分です。
zaifはコイン積立が便利なんですよねぇ。ドルコスト法買いしたい人には楽。zaifpaymentはモナコイン決済拡大しようとしてる部分も好感持てる。決済手数料も安いですしね。
利用の仕方によってはメリットある。
勿論デメリットもあるんですが、それはどこの取引所も何かしらあるからなぁ…。— マナ@仮想通貨 (@1000crypto) 2018年2月26日
zaifのアプリは直す価値あり。
:(;゙゚'ω゚'):使いにくい— (株)スーパーもち (@superMOCHI605) 2018年2月16日
Zaif(ザイフ)の取り扱い通貨
ザイフでは仮想通貨で最も有名なBTC(ビットコイン)の他にも、多くのアルトコインを扱っています。
アルトコインと言うのは、基本となるビットコイン以外の仮想通貨をひとまとめにして呼ぶときの名称です。
・BTC(ビットコイン)
・ETH(イーサリアム)
・XEM(ネム)
・MONA(モナコイン)
・BCH(ビットコインキャッシュ)
ザイフでは合計5種類の仮想通貨を扱っています。
これらは日本国内でも多く取引されており、将来性についても期待されている仮想通貨です。
ビットコインは基軸通貨と言って、仮想通貨の取引において交換の単位のようにみなされています。
日本円や米ドルでは買えなくて、ビットコインを持ってないとダメということが度々あるのです。
また、他の仮想通貨が下落するんじゃないか?先行き危険なのでは?と思われた時なども、同じ仮想通貨だけどビットコインならばある程度の歴史もあるし、大丈夫じゃないかということで買われるといったことが何度もありました。
こういった点はやはりその仮想通貨の信用性の高さとして評価されて、価格も他の仮想通貨よりも安定している傾向にあります。
Zaif(ザイフ)トークンの今後と将来性
さて、次はザイフの仮想通貨取引所として大きな特徴である、多数のトークンを取り扱っている点を見てみましょう。
トークンとは技術的には、仮想通貨と同じくブロックチェーン技術を使って発行されている独自のコインです。
発行主体が存在している点で、企業の発行する株式や社債に似た性質を持つと言われています。
そこでザイフの発行数上限の有無だけでなく、発行主体や今後の将来性なんかもチェックしていきます。
1.ZAIFトークン
このトークンはザイフ自身が発行していて、発行数の上限はありません。
今までは使い道のないトークンとして価格の変動がなかったのですが、最近になって使い道も増えてきましたね。
COMSAのトークンセールで使えるようになったりとか、今後の使い道の幅が広がれば将来性もあります。
テックビューロとしてもZAIFトークンの価値が上がれば利益になるので、いろいろと考えてくるのではと予想することができますね。
現状は特に使い道なども用意されていないということですが、何かしら対策をしていけば伸びる要素はあるということでもあります。
また、ZAIFトークンはロックアップ計画を発表しています。
ロックアップとは、一定期間トークンの一部を売却や譲渡できないようにするものです。
•ロックアップ予定数:22.5億ZAIF(発行総数の25%に相当)。
•ロックアップ期間:2018年12月末日まで。
•2017年11月末まで、公開監査できるよう、宣言したアドレスに相当数を移動。
•2018年01月中旬まで、エスクローのマルチシグ署名者を確定。
•2018年01月末まで、NEMプロトコル上のトークンへの変換ツールを提供開始。
•2018年02月中旬まで、ロックアップ分を、NEMプロトコルへ移行
•2018年02月末まで、ロックアップ分を、マルチシグのエスクローアカウントへ移動。
ただ、これに関しては本当に実施されているのかどうかの進行状況がわかりません。
こういった状況や使い道なども含めて改善されると、一気に価格が上昇する可能性もあります。
最近は剛力彩芽さん出演のCMで宣伝もしていて、ZAIFトークンも上昇傾向にはあるので、今後どうなるのか要注目ですね。
2.XCP
counterparty社が発行で発行上限あり。
このXCPを使って自分独自の通貨を発行することもできるという点が特徴です。
自分自身で発行しないとしても、その点の利用価値に注目が集まれば、価格が上昇する可能性があります。
3.BCY
Everdreamsoft社というゲーム開発なども手掛ける会社が発行しており、発行上限があります。
用途がゲーム内に限られていますが、今後は同社のゲーム普及状況によっては期待が集まる可能性があります。
4.SJCX
StorjLabs社というクラウドサービスの会社が発行しており、発行上限があります。
同社のクラウドサービスにおいて使用されています。
5.FSCC
FISCOという金融情報提供会社が発行しており、発行上限があります。
株主優待として発行・配布され、提携先のサービスで利用されています。
各社が発行しているポイントサービスに類似しており、そういう面からも発行会社の今後の成長に強く連動する傾向があります。
6.PEPECASH
日本の2chの米国版4chが発行しており、発行上限があります。
先ほどのカウンターパーティの技術を利用して作られたトークンです。
モナコインが2chから生み出されていることを考えると双子のようですね。
このトークンはインターネット上でカエルのカードを売買するのに主に使われています。
正直なところ将来性はあまり感じられませんが、モナコインの盛り上がりを考えると何かのきっかけでヒットするのかもしれません。
なお、国内で取り扱いがあるのはザイフのみです。
7.CICC
FISCO社のグループ会社であるカイカ社が発行しており、発行上限があります。
先ほどのFSCCと同様ですが、発行会社の今後の成長に強く連動する傾向があります。
8.NCXC
FISCO社のグループ会社であるネクスグループ社が発行しており、発行上限があります。
先ほどのFSCCと同様ですが、発行会社の今後の成長に強く連動する傾向があります。
まとめ
ここまでZaif(ザイフ)の評判とトークンの将来性から、取り扱い通貨やメリットデメリットについて解説しました。
Zaifはビットコインに関してはマイナス手数料なのでおすすめですが、いろいろとマイナスな部分もあります。
また、1つの取引所で取引するのは危険性もあるので、最近は分散投資をするのがセオリーとなっています。
何かあった際に保証をしてくれるわけでもないので、リスク分散は必須ですね。
そこでアルトコインに関してはザイフよりもビットバンクがおすすめです。
Zaifではビットコインにマイナス手数料を採用していて、利確を頻繁にする人はかなりお得です。また、アルトコインの取引手数料は売りで0%、買いで0.1%~0.3%で他よりもかなり安く取引できるのでおすすめです。
2.ビットバンク:イーサリアムやリップルが期間限定で手数料無料! ビットバンクが2019年1月4日まで、取引手数料無料のキャンペーンを実施しています。リップルやイーサリアムを送金したい場合はビットバンクが今一番おすすめです!
各取引所によってメリットデメリットはあるものなので、自分の目的別で使い分けるのがおすすめですね。
上記取引所は全て、口座開設・維持にかかる費用は完全無料となっているので、この先の未来、政府の方針一つで通貨の形が変わる可能性も決して否定はできませんから、現時点で取引しなくても混雑する前に口座開設だけしておくのも手です。