
Zaif(ザイフ)はテックビューロ社が運営する国内大手の仮想通貨取引所であり、その営業形態の特徴としてマイナス手数料や仮想通貨の積立投資、仮想通貨以外にも独自トークンの購入が可能であるなど、様々な運用方法で最近特に注目を集めています。
そんな人気のZaif(ザイフ)ですが、実際に口座を開設してはみたものの、「入金手数料や入金方法・土日の反映や、反映されるまでの時間はどうなってるの?」…etc、疑問に思っている方も多いと思いますから、今回はそのモヤモヤを全て解消していきます。
目次
Zaifの入金方法3種類+α|手数料・反映時間・上限金額比較
ザイフの入金方法には3種類あります。
・銀行入金
・コンビニ決済入金
・ペイジー(Pay-easy)入金
厳密に言えばこの3種類の他にもう1つ「クレジットカード決済」も用意されているのですが、カードを使っての仮想通貨購入は手数料がとにかく高いのでオススメしていません。
最後、捕捉程度に説明しますので、今は一旦頭の片隅に置いておきましょう。
それではさっそく、各入金手数料と反映までの時間・利点等を説明していきます。
銀行振込による入金
ザイフの銀行口座は「住信SBI銀行」のネットバンキング口座が指定されています。
振込手数料は通常の銀行振込手数料になりますので、振り込む金額にもよりますが、およそ400~600円弱程度くらいかかります。
そしてこの「住信SBI銀行」というネットバンキングなのですが、実は本ページにおいて最も重要でメリットだらけの銀行ですから必ず最後まで読み進めてください。
この銀行口座を知っているのと知らないのとでは、今後仮想通貨取引を行う上で振込手数料に雲泥の差が出てきますから、開設必至です。
それでは銀行振込した際のザイフへの反映時間ですが、これは銀行の営業時間内であれば、通常数時間程度で反映されます。
数時間かかってしまうのは、どうしてもZaif側での確認作業があるため、それなりにタイムラグが発生してしまいます。
もし平日9~15時の営業時間外を過ぎて入金してしまうと、振込が翌営業日扱いになってしまいますから、お急ぎの方はご注意ください。
銀行の営業時間内が必然的にルールとなるので、土曜・日曜・祝日を挟んでしまうとZaifへの着金及び反映は月曜日(平日)になります。
そのため、今すぐ買う予定がなくても予めいくらか入金しておけば、何かのタイミングで相場が大暴落したときに底値で購入できるチャンスもあるので、頻繁に取引することも考え余裕を持って入金しておくことをオススメします。
ちなみに日本円の「入出金金額」に上限はありませんので、資金に余裕があるならいくらでも大丈夫です。
銀行振込入金方法
ログイン後、右上の「アカウント」をクリックします。
管理画面下の円マークの「日本円」をクリック。
「銀行振込による入金」を選択。(※銀行営業時間外の場合操作不可)
希望入金額を入力して「入金開始」をクリック。
赤枠で囲んだ「識別コード」が各自に与えられるのでメモ(写メ)し、振り込む際は「自分の名前+識別コード」を忘れずに記入します。忘れると反映されず、問合せが必要になる場合がありますので、ご注意ください。
もし間違えて入金手続きしてしまった場合は「未処理の入金リクエスト」から取消ができます。
コンビニ入金
コンビニ入金の場合「手数料」は3万円未満なら486円、3万円以上なら594円、5万円以上の場合は794円(印紙税200円含む)となっており、24時間365日、土日祝関係なく即反映されます。
3万円未満と以上では100円弱しか手数料に違いはありませんが、何度も少額入金を繰り返していると意外と馬鹿にならない金額を払っている事になりますから、ある程度まとまった金額、もしくは即時反映させたいときに使うのがお得な入金方法と言えます。
但しコンビニ入金の場合、実際に店まで足を運びレジで現金支払いとなるため、あまり手持ちがなかったり自宅近くにコンビニがないと少し手間がかかる入金方法です。
また「上限金額」が設定されており、1回の入金は500円単位~で最大299,400円までとなっています。
取り扱い可能なコンビニは…
・ローソン
・ミニストップ
・セイコーマート
・サークルK
・サンクス
・ファミリーマート
セブンイレブンがまさかの利用ができないという残念な状況です。(今後に期待)
これは住んでいる地域によっては結構影響あるかもしれませんね。
コンビニ入金はZaifでも推奨しているように、ファミリマートが操作も簡単で使いやすく便利です。
コンビニ決済入金方法
銀行振込と同様にアカウント ⇒ 日本円 ⇒ 「コンビニ決済入金」の順で選択。
希望の金額を入力し、「コンビニ決済による入金手続きを開始する」をクリック。
登録情報と金額を確認後、「手続きを続行する」をクリック。
「PAYDESIGN」のロゴ画面が表示されるので、決済するコンビニを選択します。
コンビニを選択したら「次へ」をクリック。
受付番号が表示されるのでメモまたは表示画面をスマホで撮影するか、「お支払い情報送信」にスマホで受信できるメールアドレスを入力しておけば便利です。
「お支払い金額合計」に間違いがなければ「完了」をクリック。
あとは実際にコンビニへ行って、支払いを済ませましょう。
ペイジー入金
手数料はコンビニ入金と同様に3万円未満なら486円、3万円以上なら594円です。
反映時間も同様に24時間365日、即時反映されます。
1回500円以上の入金で100円単位で可能、上限金額は999,000円です。
この上限は初心者の方であれば、それほど影響はないかもしれませんね。
コンビニ入金よりも大きな金額を振り込めるペイジー入金ですが、デメリットが2つほどあります。
1つが「ペイジーに対応していない銀行がある(利用可能銀行一覧)」
もう1つが「入金後1週間は出金制限される」という点です。
ペイジー対応していない銀行は少ないと思いますので、おそらくそこまで問題ではありませんが、入金後1週間の出金制限は人によっては面倒に思うかもしれません。
例えば10万円入金した場合、10万円分の日本円だけでなく同額分の仮想通貨における出金・送金も、1週間経過するまで出来なくなります。
「なぜ?どうして?」と疑問に感じるとは思いますが、これはザイフ側が決めたルールなので従うしかありません。
1週間経過する前に出金・送金できるパターンとしては、10万円分のビットコインを購入し翌日11万円になっていた場合は、差額の1万円分は出金・送金が可能になります。
ペイジー入金方法
コンビニ決済入金と同様にアカウント ⇒ 日本円 ⇒ 「ペイジー入金」の順でクリック。
希望金額を入力し、「ペイジーによる入金手続きを開始する」をクリック。
登録情報と金額を確認後、「手続きを続行する」をクリック。
ペイジー入金に必要な「収納機関番号・お客様番号・確認番号」をメモ、もしくはスマホで撮影。
「お支払い情報送信」にスマホで受信できるメールアドレスを入力しておくのも便利です。
最後に「完了」をクリックすると、ザイフでの入力は終了になります。
あとはお使いのインターネットバンキングにログインし、各銀行のトップメニューで「ペイジー料金払込み」もしくは「税金・料金払込」を選択します。
「収納機関番号・お客様番号・確認番号」を入力すると、ザイフの払込先情報が表示されるので、確認後パスワードなどを入力して払い込みを完了します。
クレジットカード購入
ザイフで扱っている仮想通貨のうち、ビットコイン(BTC)とモナコイン(MONA)であれば、クレジットカードで購入することができます。(※要本人確認完了済)
利用可能なカードは国内発行のVISAかMASTERカードになり、月間の制限額はなく1回1,000円単位で50万円まで購入可能です。
注意点としては、クレジットカードで初回購入した1週間以内は、1日1万円の出金制限があります。
ただ、本人確認が終了していないと結局クレジットカードでも購入することができないので、メリットとしてはあまりないですね。
むしろ、他の入金方法よりも手数料が圧倒的に高く、だいたい金額の8%ぐらい取られてしまいますから、相場を予め予想し購入した仮想通貨が8%以上値上がりしないと、ただただ損することになります。
※「2018/2/9よりクレジットカードでの購入は停止させて頂いております。」 という旨の記載が公式ページにあるため、現在は購入することができません。入金処理時間と手数料0円入金方法
入金までの時間を考えた時、最も早い方法は「コンビニ入金 or ペイジー入金」ということになりますが、実は冒頭でも少し触れていた「住信SBI銀行」を利用すると、入金処理時間が早い+手数料が0円になるという、2つのメリットを兼ね備えた最良な入金が可能になります。
ザイフの振込先口座は「住信SBI銀行」を指定しているので、同銀行間でのお金の移動には手数料がかかりません。
そしてネットバンキングの特性上24時間365日、土日祝関係なく振り込むことができる上、反映されるまでの時間もわずか数分で完了するため、仮想通貨取引を行うなら絶対に持っておくべき理想的な銀行口座です。
銀行振込による大きなデメリットであった平日9~15時限定という縛りもなくなっていますし、コンビニ・ペイジー入金での手数料問題も全て解消されています。
まさに仮想通貨取引のための「ネットバンキング」と言っても、過言ではないかもしれませんね。
まとめ
ここまでザイフの入金手数料や方法と反映時間などを説明してきましたが、手数料の必要な入金方法に関してはどれも500円前後かかるため、節約で順位付けをするなら「コンビニ入金 < ペイジー入金 < 銀行入金」となります。
急な取引を行わない限りは、銀行振込が一番手数料が安く済みますね。
ただ、やはり住信SBIネット銀行の存在を知ってしまうと、全てが霞んで見えるくらい圧倒的な利便性を誇りますから、入金方法としては「住信SBI銀行」一択です!
是非、即反映+手数料0円という最適な入金方法をお選びください。